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【矯正歯科医が解説】ワイヤー矯正によくある質問にお答えいたします!

2022.09.16

ワイヤー矯正によくある質問


「矯正の期間はどのくらい?」「痛みはある?」など、ワイヤー矯正治療を行う上で、気になることはたくさんありますよね。


ここでは、ワイヤー矯正についてよくある質問をまとめました。

気になることや不安なことをしっかりと解決して、安心して治療にのぞみましょう。


◆ワイヤー矯正はどれくらいの期間がかかるの?

ワイヤー矯正の治療期間は、1年〜3年です。


歯科矯正治療では、持続的に力を掛け続けて少しずつ歯を動かしていきます。

矯正治療によって歯が動くスピードは大体1か月で0.3~0.5mmほどと言われていますので、かなり長い治療期間が必要です。


治療期間にはかなり開きがありますが、これは矯正する部位や症例によってかかる期間が違うためです。

前歯だけの矯正治療なら短期間で終わりますが、奥歯を含めた全体を矯正するなら長い治療期間を要します。

元々の歯並びが大きくズレている場合には、治療期間が伸びることもあります。


また、装置を外した後には、新しい歯並びを定着させるための「保定期間」も必要です。


◆ワイヤー矯正は痛い?

ワイヤー矯正を行った場合、ほとんどの方が痛みを感じると言われています。


痛みの原因として挙げられるのは、

・矯正器具が当たったことによる痛み

・歯が移動したことによる痛み

・ものを噛んだことによる痛み

の3点です。


どの痛みも、基本的には3~4日がピークと言われています。


◆ワイヤー矯正痛みを和らげる方法は?

ワイヤー矯正ではどうしても痛みが伴ってしまうため、痛みと上手く付き合っていくことが大切です。

原因ごとに、痛みを和らげる方法をご紹介します。


・矯正器具が当たったことによる痛み

口の中に矯正装置が当たって痛い場合には、矯正用ワックスの使用が効果的です。

矯正用ワックスとは、矯正器具を保護する粘土のようなもので、直接矯正器具が口に当たるのを防いでくれます。

矯正用ワックスを使うことで、口内炎などお口のトラブルを軽減させることができます。


・歯が移動したことによる痛み

歯の移動に伴う痛みは、氷で冷やすと軽減することが多いです。

痛み止めを使うと楽にはなりますが、痛み止めの炎症を抑える働きによって歯の動きが鈍くなってしまう可能性もあります。

耐えられないような痛みが続く場合には服用する必要がありますが、それ以外での服用はできるだけ避けましょう。


・ものを噛んだことによる痛み

柔らかいものやスープなど、あまり噛まなくても食べられるものを選びましょう。


我慢できないような痛みを感じる場合には、器具を調整することも可能です。

痛みが続いているなら、まずは歯科医師に相談してください。


◆ワイヤー矯正中は何を食べればいいの?

矯正中におすすめの食べ物は、柔らかく、強く噛む必要のないものです。

具体的には、以下のような食べ物がおすすめです。


・おかゆ

・うどん

・卵料理

・煮魚

・ハンバーグなどのひき肉料理

・ゼリーやヨーグルト


痛みがあるからといって何も食べないわけにはいきません。

噛む必要のないものを上手に選び、できるだけバランス良く栄養を摂るように心掛けたいですね。


少しのそしゃくも負担になる場合には、具材を柔らかく煮込んだスープなどがおすすめです。


◆矯正歯科治療についてお悩みがあればホワイトデンタルクリニックへ

ワイヤー矯正によくある質問をご紹介しました。


矯正治療を行う上で、特に痛みに対して不安を感じている方は少なくありません。

1週間ほどで痛みが軽減していくケースがほとんどですので、食べるものや過ごし方に注意しながら上手く付き合っていきたいですね。


矯正歯科治療についてお悩みでしたら、東京都墨田区錦糸町のホワイトデンタルクリニックにご相談ください。