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【矯正歯科医が解説】ワイヤー矯正についてメリット・デメリットを詳しく解説します。

2022.08.26

◆ワイヤー矯正とは


ワイヤー矯正は、ブラケットと呼ばれる装置にワイヤーを通して行う歯列矯正法です。

たわんだワイヤーが戻ろうとする弾力性を利用して、歯を動かしていきます。


矯正治療の中でも長い歴史を持っており、現在も数多くの歯科医院で行われています。


◆ワイヤー矯正のメリット


ワイヤー矯正には、以下のようなメリットがあります。


・幅広い症例に対応できる

ワイヤー矯正は適用範囲が広い治療法です。

抜歯が必要なケースや、顎の手術が伴うものなど、他の矯正方法では治療できないような症例にも対応できます。

また、確実な効果を得られやすい治療法でもあります。


・治療実績が豊富

ワイヤー矯正は、古くから行われてきたオーソドックスな治療法です。

そのため、他の矯正方法に比べると症例数が格段に多い点が安心材料として挙げられます。


・細かいところまで調整できる

ワイヤー矯正は、様々な方向に歯を移動させられるため、歯並びを細かく調整することが可能です。

より綺麗で的確に歯並びを整えたい場合にはおすすめです。


・目立ちにくい装置もある

ブラケットは一般的に金属製ですが、透明や白色で目立ちにくいブラケットもあります。

「目立ちにくさ」を重視する場合には、検討してみても良いかもしれません。


◆ワイヤー矯正のデメリット


・装置が目立ちやすい

ワイヤー矯正では、一般的に歯の表側に矯正装置を装着するため、どうしても周りから気づかれやすくなってしまいます。

ただし、金属のブラケットに比べると透明なブラケットはかなり目立ちにくくなっています。


・食事がしにくい

硬いものを食べると、装置が外れてしまったりワイヤーで口の中を傷つけてしまったりすることがあります。

小さくして奥歯で食べるようにするなど、形状や食べ方を工夫しましょう。

また、キャラメルやガムなど粘着性の強い食べ物は、装置にくっついて取れなくなるケースがあるため、治療中はNGです。

野菜など繊維の多い食べ物も挟まりやすいため注意しましょう。


・歯磨きの仕方にコツが必要

複雑な装置を使用するワイヤー矯正では、装置自体やその周辺に汚れが溜まりやすくまります。

ワイヤー矯正用の歯ブラシを使うなど、磨き方や歯ブラシ選びにコツが必要です。


・痛みや不快感を伴うことがある

マウスピース矯正に比べると、痛みや不快感を伴うことがあります。

ワイヤーの復元力によって歯を移動させていくため、特に装着直後は痛むことが多いようです。

また、食べ物を噛むときに痛みが出ることもあります。

裏側にブラケットを付ける場合は、舌に装置が直接当たってしまうため、痛みが続いたり口内炎ができたりしてしまうことがあります。

ただ、装着してから徐々に慣れていくことがほとんどです。


◆矯正歯科治療についてお悩みがあればホワイトデンタルクリニックへ


ワイヤー矯正のメリット・デメリットについて詳しくご紹介しました。

歯列矯正法ではスタンダードなワイヤー矯正ですが、どんな治療法でもメリット・デメリットはあります。

美しい歯並びを手に入れるため、特徴をよく理解した上で選択しましょう。


矯正歯科治療についてのお悩みをお持ちでしたら、東京都墨田区錦糸町のホワイトデンタルクリニックへご相談ください。