【矯正歯科医が解説】マウスピース矯正のデメリットを解消する方法とは?
2023.05.10
マウスピース矯正のデメリットを解消する方法とは?
◆マウスピース矯正のデメリットとは?
マウスピース矯正はワイヤー矯正とは大きく異なる矯正方法です。
メリットがある一方で、やはりデメリットも存在します。
ここでは、マウスピース矯正のデメリットを見ていきましょう。
1.装着時間が長く自己管理が必要
マウスピース矯正は、1日20時間以上の装着が必要です。
食事や歯みがきの時は取り外しますが、それ以外は常に装着していなければなりません。
さらに、水以外の飲み物を飲む際も取り外す必要があります。
水分補給や味見など水以外を口にする機会はたくさんあるため、気を付けなければならないでしょう。
また、マウスピースも自分で管理することになります。
めんどくさがらずに管理していく力がなければ、続けていくことは難しいでしょう。
2.治療期間が長くなる可能性がある
マウスピース矯正は、少しずつ力をかけて歯を移動させていきます。
ワイヤー矯正よりもゆっくりと移動させるため、治療期間が長引く可能性があります。
3.すべての症例に対応できない
マウスピース矯正は、すべての症例に対応できるわけではありません。
重度の出っ歯や骨格に大きなズレがある場合は難しいでしょう。
また、マウスピースの厚みは0.5ミリメートルとうすいため、歯ぎしりをする人は要注意です。
マウスピースに負担がかかると破損してしまいます。
4.治療できる歯科医院が限られる
マウスピース矯正は、専門的な知識や技術のある矯正専門医でなければ取り扱うことができません。
マウスピース矯正を考えている場合は、かかりつけ医でやれるかどうか確認してみましょう。
◆マウスピース矯正のデメリットを解消する方法
マウスピース矯正のデメリットを解消するためには、以下のような方法があります。
一つ目は、マウスピース矯正の知識や技術があり、なおかつ治療実績がある歯科医院を選ぶことです。
信用できる歯科医院であれば、不安なことやわからないことを相談しやすく、スムーズに治療を進められるでしょう。
二つ目は、装着時間がわかるようにアプリを利用することです。
前述したように、マウスピース矯正は自己管理が必要です。
最近ではアラート機能がついたマウスピース矯正の方向けのアプリを、無料でダウンロードすることもできます。
マウスピースの交換時期や装着日数の管理も可能です。
◆まとめ
マウスピース矯正にはデメリットが存在します。
しかし、治療をしていくうえで工夫をしていくことで、長期間続けていくことが可能です。
最近は装着忘れを防止するアプリもあるため、そのようなものも積極的に取り入れて治療を進めていきましょう。
◆矯正歯科治療についてお悩みがあればホワイトデンタルクリニックへ
マウスピース矯正は、歯科医院選びが重要です。
矯正歯科治療についてお悩みがあれば、ホワイトデンタルクリニックへお問い合わせください。