【矯正歯科医が解説】マウスピース矯正のアフターケアについて
2023.05.17
2023.05.17
マウスピース矯正をしても、「矯正治療後に元に戻ってしまうのではないか」と心配になる方もいるのではないでしょうか。
歯が元に戻ることを「後戻り」と表現しますが、結論から言うと、マウスピース矯正治療後に後戻りすることは極めて稀です。
しかし、すべての矯正装置において矯正治療後に後戻りする可能性はあります。
そのようなことにならないためにも、後戻りを防ぐためのアフターケアが大切です。
後戻りを防ぐためのアフターケアの方法は4つあります。
詳しく見ていきましょう。
一つ目は、保定装置(リテーナー)を使用することです。
マウスピースを用いて動的治療を行ったあとは、きれいな歯並びを安定させるために保定装置(リテーナー)を使用することが一般的です。
この期間に保定装置(リテーナー)の装着を怠ると、後戻りする可能性が高まります。
保定期間は約2年間です。
保定装置(リテーナー)にはいくつか種類があるため、どれにするかはマウスピース矯正後の歯並びや状態に合わせて、医師が提案してくれるでしょう。
二つ目は、態癖を改善することです。
態癖とは、歯並びを悪くする口腔習慣や生活習慣のことを指します。
態癖は矯正装置の数倍の力があると言われており、放置しておけば簡単に後戻りしてしまうでしょう。
態癖を治すことが後戻りを防ぐ近道です。
三つ目は、後戻りしにくい治療方法で治療することです。
矯正治療のために抜歯をして歯を大きく動かす治療になると、後戻りのリスクが高まります。
どうしても抜歯しなければならないこともあるかもしれませんが、後戻りのリスクも頭に入れて治療の進め方を決めていくことが大切です。
実績豊富な歯科医院であれば、歯列のバランスを見て、後戻りしにくくきれいな見た目になるような治療の進め方を提案してくれるでしょう。
四つ目は、後戻りに対しての早期対応です。
後戻りしているかどうか発見するには、定期的な健診が必要になります。
後戻りが大きく進んでしまっては、せっかくの矯正治療も水の泡です。
矯正治療後も気を抜かず、アフターケアも含めて矯正治療だと考えましょう。
そのためにも矯正治療を行う歯科医院選びは大切です。
マウスピース矯正治療後も気は抜けません。
一定期間は保定期間が必要です。
矯正中からアフターケアまで長い付き合いになるため、歯科医院選びは慎重に行いましょう。
矯正歯科治療についてお悩みがあれば、ホワイトデンタルクリニックへご相談ください。
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