【矯正歯科医が解説】ワイヤー矯正の費用について詳しく説明いたします。
2022.09.23
ワイヤー矯正を行うとなると、気になるのが費用面ですよね。
歯科矯正治療は、基本的には健康保険が適用にならない自由診療となります。
自由診療だと治療費が全額自己負担となってしまうため、「かなり高額になるのでは」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ワイヤー矯正の費用について詳しくご紹介します。
◆ワイヤー矯正費用の内訳
・カウンセリング料
カウンセリングでは、現在の歯並びの悩みや理想の歯並び、予算などを医師と相談します。
実際に歯の状態を見せてもらった上で、治療方針や治療期間、費用などを提案させていただきます。
・矯正装置の料金
ワイヤーやブラケットといった矯正装置の料金です。
一般的には使用する素材(メタル・プラスチック・セラミック)によって料金が異なります。
・調整料
装置を調整するための料金です。
矯正治療期間中には、定期的に歯科医院を訪れ歯の動きに合わせてワイヤーを調整します。
通院頻度は大体月に1回程度です。
ワイヤー矯正をすると装置との間に食べかすがたまりやすくなるため、調整のほかに歯磨き指導を受けることもあります。
歯科医院によっては、調整を無料で行ってくれるところもあります。
・保定装置の料金
保定装置(リテーナー)とは、新たな歯並びを定着させるための装置です。
矯正治療が終了した後、歯が元の位置に戻ってしまわないように装着する必要があります。
・保定観察費
歯並びを定着させる保定期間中には、定期的に歯科医院に通院することになります。
保定装置の装着期間は約2年間で、初めのうちは1ヶ月に1回、その後2~3ヶ月に1回、半年に1回と、少しずつ間隔を空けて通院します。
歯科医院の料金体系によっては保定観察費がかからない場合もあります。
◆ワイヤー矯正にかかる費用の目安
矯正費用は、自由診療であることや選ぶ装置、歯並びの状態などによって異なります。
そのため、一概に費用を算定することはできません。
あくまでも目安のひとつとして参考にしてください。
・メタルワイヤー
メタルワイヤーとは、金属製のワイヤー矯正です。
表側に装着した場合、約70万円~150万円の費用がかかります。
治療期間は2年~3年ほどです。
・クリアブラケット
クリアブラケットとは、透明で目立ちにくいブラケットです。
審美性に優れていますが、メタルワイヤーに比べると5万円〜15万円ほど高くなります。
歯科医院の料金体系によっては、メタルワイヤーと同じ料金で行ってくれる場合もあります。
・裏側矯正
歯の裏側に矯正装置を付けた場合、目立ちにくいというメリットがありますが、表側矯正よりも料金が高くなります。
目安は大体1.5倍ほどと言われており、金額にすると100万円~150万円くらいが目安です。
表側矯正に比べて治療期間が少し長くなる場合もあります。
・ハーフリンガル矯正
ハーフリンガル矯正とは、上の歯と下の歯のどちらかを表側矯正、残りを表側矯正で行う矯正方法です。
目立つ方だけを裏側矯正にするため、費用は80万円~130万円ほど全てを裏側矯正にするよりも抑えられます。
◆矯正歯科治療についてお悩みがあればホワイトデンタルクリニックへ
ワイヤー矯正の費用について詳しくご紹介しました。
歯科医院によって差はありますが、全て自己負担で行う歯科矯正治療は決して安いとは言えません。
だからこそ、納得のいく方法を医師とよく相談してから選択しましょう。
矯正歯科治療についてお悩みでしたら、東京都墨田区錦糸町のホワイトデンタルクリニックにご相談ください。