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【矯正歯科医が解説】インビザライン中に歯ぐきから出血するときの原因と対処法は?

2023.03.08

◆インビザライン矯正を行っているときに歯ぐきから出血する原因

インビザライン矯正中に、インビザライン矯正を行っているときに歯ぐきから出血する原因はさまざまですが、歯肉炎が原因の場合がほとんどです。 


歯肉炎は、歯にプラークと呼ばれる汚れが付くことが原因で、歯ぐきに炎症が起きた状態です。

食後に歯みがきをしないで矯正装置を装着すると、マウスピースの中で細菌が一気に増殖するので注意しましょう。

矯正の調整でディスキング(IPR)を行った日に歯ぐきから出血することもありますが、この場合はすぐに良くなるので心配いりません。


◆出血を放置するとどうなるのか?

歯ぐきからの出血がある状態は、歯肉炎と呼ばれています。

この歯肉炎の状態を放置すると、どうなるのでしょうか。

次第に症状は悪化し、歯周病になってしまいます。

歯周病は、歯を支えている骨が溶けてしまう恐ろしい病気です。

歯周病は自覚症状がほとんどないまま進行することが多く、異常に気付いたときにはすでに手遅れになっていることも珍しくありません。

歯がすべて抜け落ちてしまわないように、歯ぐきからの出血を放置せず早めに適切な対策をするようにしましょう。


◆歯ぐきから出血しないための対策


インビザライン中は、虫歯や歯周病を予防するために、いつも以上に丁寧な口腔内のケアが必要です。

主に次の3点に気を付けて、ケアするようにしましょう。


・食後は必ず歯をみがいてから装置を付ける

インビザラインは自分で取り外しができるので、矯正中でもいつもと同じように食事をすることができます。

しかし、食事の時間以外は常にマウスピースを装着している必要があります。

マウスピースは歯に密着しているので、清潔な状態で装着することが大切です。

歯に食べカスが残ったまま装置を付けると、あっという間に菌が増殖してしまいます。

必ず歯をみがいてから、マウスピースを装着するようにしましょう。


・歯間ブラシやデンタルフロスなどを使用してすみずみまでケアする

しっかり歯をみがいたつもりでも、歯と歯の間には汚れが残っているケースが少なくありません。

歯ブラシだけで完全にプラークを除去することは難しく、60パーセント程度しか落とせていないことがほとんどです。

そんなときに便利なのが、歯間ブラシやデンタルフロス。

歯科医院で適切な使い方を指導してくれるので、相談してみましょう。


・定期的に歯科医院でクリーニングする

毎日歯みがきをしていても、落としきれない汚れが少しずつたまってしまうのは仕方がありません。

自分で落としきれない汚れは、歯科医院のクリーニングで落としてもらいましょう。


◆矯正歯科治療についてお悩みがあればホワイトデンタルクリニックへ

インビザライン治療中に歯ぐきから出血してお困りなら、東京都墨田区錦糸町のホワイトデンタルクリニックまでご相談ください。