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【矯正歯科医が解説】矯正装置が頬や舌に当たり痛い場合の対処法とは?

2023.03.15

◆矯正装置を付けると痛みが起きる理由


矯正装置を付けると、痛みが出る場合があります。

では、どのような場合に痛みが出てしまうのでしょうか。

矯正には、ワイヤーを使って行うワイヤーブランケット矯正と、マウスピースを使って行うインビザライン矯正があります。

ワイヤーブランケット矯正は、歯の表面に直接ブランケットを付けてワイヤーを装着し、歯を動かしていく矯正方法です。

比較的強い力が加わるので早く歯が動きますが、その分痛みも出やすくなります。

また、時間の経過とともに歯が正しい位置に動くので、曲がっていたワイヤーが真っすぐになり、一番奥からワイヤーが飛び出して頬や舌に痛みを感じるケースも少なくありません。


◆痛みの対処法とは?

"矯正装置のワイヤーが頬や舌に当たって痛いときには、歯科医院で処方されたワックスを使って応急処置をしましょう。

ワイヤーが飛び出している部分に、指で丸めたワックスを付けてください。

ワックスは指でさわるとやわらかくなり、冷めると硬くなります。

食事の際には外しておくと、間違って飲み込んでしまう恐れがないので安心です。

万が一飲み込んでしまっても、無害なので心配ありません。

ワックスを付けても痛みが治まらない場合は、早めに歯科医院に連絡しましょう。

ワイヤーの調整や修正を行うと、頬や舌の痛みはほぼ治まります。

そのほか、矯正中に痛みがある場合の対処法には、歯科医院で痛み止めを処方してもらう方法があります。



◆痛みが少ない矯正方法もある


矯正中の痛みが心配な方には、マウスピースを使うインビザライン矯正がおすすめです。

インビザライン矯正はワイヤーブランケット矯正に比べて、痛みがそれほど強くありません。

インビザライン矯正で1カ月の間に歯を動かすのは、0.2~0.25ミリメートルほどです。

一方、ワイヤーブランケット矯正では、月に1~1.5ミリメートルほどなので大きな力が加わり、痛みを伴うケースが多くなります。

ワイヤーブランケット矯正があまりにも痛くて矯正を途中であきらめた人でも、インビザラインなら矯正できる可能性があります。

歯をゆっくりと動かすインビザラインは、痛みに配慮した矯正方法です。

矯正中の痛みが心配な方は、ぜひインビザライン矯正を検討してみてください。



◆矯正歯科治療についてお悩みがあればホワイトデンタルクリニックへ


矯正装置が当たって痛いときは我慢せず、すぐに歯科医院に相談しましょう。

痛みの少ないインビザライン矯正に興味がある方は、東京都墨田区錦糸町のホワイトデンタルクリニックまでご相談ください。