【矯正歯科医が解説】インビザライン治療での食事や口腔ケアはどうなるの?
2023.07.19
2023.07.19
インビザライン治療中は、食事をする際に気を付けることがいくつかあります。
以下でその詳細を見ていきましょう。
一つ目は、食事中に必ずマウスピースをはずすことです。
マウスピースを付けたまま食事をすると、破損や変形の原因となってしまいます。
少しでも変形してしまうと矯正が予定通りに進まないため、マウスピースをつくりなおす余計な手間やお金がかかります。
二つ目は、マウスピースをケースで保管することです。
一度はずすと失くしやすいうえに、そのままテーブルに載せていては相手に不快感を与えてしまう可能性があります。
三つ目は、食後に歯みがきをすることです。
歯を磨かずに食べカスが残ったままマウスピースを装着すると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
ただでさえマウスピースをしていて唾液が全体に行きわたらず、虫歯や歯周病になりやすい口内環境なので、油断するとすぐに発症してしまうでしょう。
どうしても歯を磨けない場合は、せめてうがいだけでも行いましょう。
マウスウォッシュを使用するのも一つの手です。
あとから歯みがきできるタイミングがあれば、積極的に歯みがきをしましょう。
インビザライン治療中は歯がゆっくりと移動しているため、どうしても不安定になりがちです。
そのような時に、せんべいやりんご、かみ切りづらい肉など、硬いものを食べると痛みを伴う可能性があります。
キャラメルなどの粘着性の高いものや、鶏肉などの歯に挟まりやすいものを食べる時も気を付けましょう。
また、マウスピースを装着したまま飲んでいいのは水と炭酸水のみです。
あたたかい飲み物はマウスピースを変形させるため、必ず取り外してから飲みましょう。
色素が濃い飲み物や甘い飲み物は虫歯や歯周病のリスクが高まるため、飲んだら歯みがきを行いましょう。
食事後は、歯みがきをした後に必ずマウスピースを装着しましょう。
インビザライン治療は、マウスピースを1日20時間以上装着しなければ効力を発揮しません。
再装着を忘れてしまうと、矯正の治療計画に狂いが生じます。
また新たにマウスピースを作製しなければならない可能性もあるため、しっかり装着時間を守りましょう。
インビザライン治療中は食事で気を付けることがありますが、ルールを守っていれば問題なく矯正を進めることができます。
矯正歯科治療についてお悩みがあればホワイトデンタルクリニックへご相談ください。
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